学部概要

概要と沿革

概要

所在地

鹿児島市は東洋のナポリといわれる美しい都市です。鹿児島大学工学部は、鹿児島市のやや南、錦江湾にそびえる桜島を望む豊かな自然景観と利便性の高い都市環境に立地しています。

工学部の構成

鹿児島大学工学部には、先進工学科(機械工学プログラム、電気電子工学プログラム、海洋土木工学プログラム、化学工学プログラム、化学生命工学プログラム、情報・生体工学プログラム)、建築学科(建築学プログラム)の2学科7プログラムがあります。入学定員は440名です。

大学院理工学研究科の構成

工学研究科と理学研究科が融合し、平成10年度から理工学研究科が発足しました。博士前期課程として2専攻12プログラム、博士後期課程として1専攻2コースがあります。前期課程の入学定員は286名で、現在、学部学生の約2人に1人が前期課程に進学しています。後期課程の入学定員は24名です。

教育の特色

鹿児島大学工学部の入学者は、教養科目、基礎科目、語学の教育を受け、それぞれの学科の専門教育を学びます。大学院では専門分野の理解を一層深め、自ら研究に取り組みます。教育とは個性にあった能力を引き出しそれを高めることであると思います。本工学部は、学ぶ意欲と努力を大切にし、意欲を引き出し、理解を助け、主体性を育てる教育を目指しています。

卒業後・修了後の進路

科学技術は社会の至るところに浸透しています。科学技術立国といわれるように、科学技術あっての日本です。地球規模での環境問題が深刻化していますが、その改善には科学技術が取り組まなければなりません。本工学部では、科学技術を通して社会に貢献する人材を養成しています。大学院修了者にはリーダーになって欲しいと思います。卒業者・修了者は主に製造業や 建設業に就きますが、学科によって業種に違いがありますので注意して下さい。

高校生へのメッセージ

意欲のある学生なら歓迎です。共に学び、考え、語り、創る楽しさを味わい、そして将来への可能性を広げてみませんか。

沿革

1945年4月 鹿児島県立工業専門学校「機械科、電気科、建築科、化学工業科」設置
1949年2月 鹿児島県立大学工学部「機械工学科、電気工学科、建築学科、応用化学科」と改称
1955年7月 国立大学鹿児島大学工学部に移管
1959年4月 鹿児島大学工学専攻科「機械工学専攻、電気工学専攻、建築学専攻、応用化学専攻」設置
1963年4月 「機械工学第二学科」設置
1964年4月 「化学工学科」設置
1967年4月 「電子工学科」、工学専攻科「機械工学第二専攻」設置
1968年4月 鹿児島大学大学院工学研究科(修士課程)「機械工学専攻、機械工学第二専攻、電気工学専攻、建築学専攻、応用化学専攻、化学工学専攻」設置
1971年4月 鹿児島大学大学院工学研究科(修士課程)「電子工学専攻」設置
1973年4月 「海洋土木開発工学科」設置
1980年4月 鹿児島大学大学院工学研究科(修士課程)「海洋土木開発工学専攻」設置
1989年4月 「情報工学科」設置
1991年4月 「応用化学科」・「化学工学科」を「応用化学工学科」に改組
1992年4月 「機械工学科」・「機械工学第二学科」を「機械工学科」、「電気工学科」・「電子工学科」を「電気電子工学科」、「建築学科」の名称はそのまま、「海洋土木開発工学科」を「海洋土木工学科」に改組
1994年4月 工学研究科修士課程を博士前期課程に改組、博士後期課程「物質生産工学専攻、システム情報工学専攻」設置
1997年4月 「生体工学科」設置、「情報工学科」の改組
1998年4月 工学研究科を鹿児島大学大学院理工学研究科に改称
2001年4月 理工学研究科博士前期課程「生体工学専攻」設置
2002年4月 理工学研究科に独立専攻として博士前期課程及び博士後期課程に「ナノ構造先端材料工学専攻」設置
2009年4月 「応用化学工学科」・「情報工学科」・「生体工学科」を「環境化学プロセス工学科」・「情報生体システム工学科」・「化学生命工学科」に改組
※博士前期課程:
「機械工学専攻」・「電気電子工学専攻」・「建築学専攻」・「応用化学工学専攻」・「海洋土木工学専攻」・「情報工学専攻」・「生体工学専攻」・「ナノ構造先端材料工学専攻」の8専攻を「機械工学専攻」・「電気電子工学専攻」・「建築学専攻」・「化学生命・化学工学専攻」・「海洋土木工学専攻」・「情報生体システム工学専攻」の6専攻に改組
※博士後期課程:
「物質生産工学専攻」・「システム情報工学専攻」・「ナノ構造先端材料工学専攻」・「生命物質システム専攻」の4専攻を「物質生産科学専攻」・「システム情報科学専攻」・「生命環境科学専攻」の3専攻に改組
2016年4月 理工学研究科博士後期課程「物質生産科学専攻」・「システム情報科学専攻」・「生命環境科学専攻」の3専攻を「総合理工学専攻」の1専攻に改組
2020年4月 「機械工学科」・「電気電子工学科」・「海洋土木工学科」・「環境化学プロセス工学科」・「化学生命工学科」・「情報生体システム工学科」・「建築学科」の7学科を「先進工学科(機械工学プログラム、電気電子工学プログラム、海洋土木工学プログラム、化学工学プログラム、化学生命工学プログラム、情報・生体工学プログラム)」・「建築学科(建築学プログラム)」の2学科7プログラムに改組
※博士前期課程:
「機械工学専攻」・「電気電子工学専攻」・「海洋土木工学専攻」・「化学生命・化学工学専攻」・「情報生体システム工学専攻」・「建築学専攻」・「数理情報科学専攻」・「物理・宇宙専攻」・「生命化学専攻」・「地球環境科学専攻」の10専攻を「工学専攻(機械工学プログラム、電気電子工学プログラム、海洋土木工学プログラム、化学工学プログラム、化学生命工学プログラム、情報・生体工学プログラム、建築学プログラム)」・「理学専攻(数理情報科学プログラム、物理・宇宙プログラム、化学プログラム、生物学プログラム、地球科学プログラム)」の2専攻12プログラムに改組

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