鹿児島大学 工学部

　鹿児島大学工学部では、４月１１日に「工学部防犯講習～鹿児島県警によるサイバーセキュリティ・カレッジ～」を開催した。　この講習会は、工学部新入生を対象にしたオリエンテーションの一環として行うもので、身近なサイバー犯罪（主に学生が日頃利用しているSNS関係）の実態を知ることで防犯につなげることを目的としたものである。工学部学生・就職委員会副委員長の肥後教授の司会により、学科別に２回に分け、各１時間開催され、約460名の学生が参加した。講習は、鹿児島県警察本部生活安全部生活環境課の職員により『サイバー犯罪の現状と対策』と題して、パワーポイントの画像や映像などによって具体的なサイバー犯罪の事例（ランサムウェアを使ったサイバー犯罪）などが示されながら行われた。 　最後に講師から、サイバー犯罪はどんどん新しい手口が増えているので正しく使えるように勉強して欲しいとの言葉があり、学生たちには、ネットは便利であるが取扱いには十分な注意が必要であることを改めて考える良い機会になったようである。（写真：講習の受講風景）