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大学院理工学研究科技術部 第76回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の76回目(今年度第2回)として、6月8日(金)に出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 今回は、技術部から職員7名が出向き、中郡小学校6年生64人の児童に対して、科学実験「液体窒素でおもしろ実験」とものづくり「光の万華鏡」を実施しました。
 演示形式での「液体窒素でおもしろ実験」では、ディスプレイに資料を映しながら実験を進めました。児童たちは液体窒素に生花や軍手を入れる実験や、液体窒素にゴムボールを入れて落とす実験にとても驚いたようで、ゴム風船を使った実験では、液体窒素に入れた風船が縮んだり、元の大きさに戻る様子を興味深く見つめていました。また、液体窒素に生花をつけてバラバラにする実験を児童に実際に体験してもらうと、「パリパリして気持ちよかった」「面白かった」などの感想が聞かれました。
 ものづくり「光の万華鏡」では、職員が作り方を説明しながら進め、作製後は“光の三原色”や“分光シートの原理”などを説明し、実際に作製した万華鏡でLEDライトを覗いて光の色の成分を観察しました。自作した万華鏡を見せ合ったり、楽しそうに覗いていた児童は「キラキラしてきれい」「光の色が分かれて見える!」と興奮した様子でした。
 出前授業終了後は、児童達から、「とても楽しかったです。また、来てほしいです。ありがとうございました。」という挨拶を貰い、とても有意義な出前授業となりました。この時期に毎年行っている中郡小学校での出前授業ですが、職員にとっても児童と触れ合える貴重な体験となりました。

(写真左:液体窒素でおもしろ実験、写真右:光の万華鏡)

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