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理工学研究科技術部が「ものづくり体験教室2021」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、第108回地域連携活動として、7月20日~8月31日の期間にオンデマンド形式で「ものづくり体験教室2021」を実施しました。今回の実施テーマは「建築模型をつくろう」です。
 
 この活動は、中学生を対象とし、大学内にある普段見慣れない装置や道具を用いた“ものづくり”を通して、その面白さや達成感を体験してもらうことを目的としています。
 
 例年、ものづくり体験教室は受講者を大学に招いて対面で実施していましたが、今年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、初めて“オンデマンド形式”での実施となりました。実施方法としては、各受講者にスチレンボード・スチのり等の材料を送付し、実施期間(7/20~8/31)の都合の良い日時に、配信動画を視聴しながら建築模型(作品)をつくってもらう形をとりました。事前(7/1~7/14)に技術部HPで受講者を募集し、19名の受講者(鹿児島市内17名、枕崎市1名、南九州市1名)が集まりました。
 
 今回の実施テーマである「建築模型をつくろう」では、模型材料の“スチレンボード”を加工(主にカット)し、 接着用の“スチのり”を使って組立て、オリジナルの住宅模型をつくりました。工具は、一般家庭でも簡単に用意できるカッターナイフや定規等を使用してもらいました。受講後は、Webアンケートに回答してもらい、また複数の受講者から作品の写真提供もしていただきました。
 
 Webアンケートでは、「配信動画がわかりやすかった」や「自分の好きな時間に実施できた」、「ものづくりの面白さや達成感が体験できた」などの回答を得ることが出来ました。今回、コロナウイルス感染症拡大防止のため、初めての“オンデマンド形式”での実施となりましたが、従来(コロナ前)の対面形式と比べても遜色ない活動ができ、企画側の我々としても貴重な経験となりました。
 

表 近年のものづくり体験教室の詳細
年度 実施場所 受講者数 実施テーマ
2019 鹿児島大学工学部 17名 ガラス加工、等高線からの立体模型の製作体験、
手作りカホン製作体験、鍛造体験
2020 —— —— ※新型コロナウイルスの影響で中止
2021 オンデマンド形式 19名 建築模型をつくろう

 
(写真:受講生たちの作品)
 

 


●大学院理工学研究科技術部HPはこちら
 
 

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