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大学院理工学研究科技術部 鴨池校区コミュニティ協議会にて出前授業「おでかけ実験隊」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の115回目(今年度第3回)として、7月31日(日)に出前授業「おでかけ実験隊」開催しました。
 
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員6名が出向き、鴨池校区コミュニティ協議会の児童・保護者約30名に対して、科学実験「空気でおもしろ実験」とものづくり「ペットボトル空気砲」を実施しました。
 
 密にならないように広いスペースを利用し、手指消毒やマスクの着用、換気のための窓開け、説明者との距離を取るために着席して実験や工作の手順を聞いてもらうようするなど、流行している新型コロナウィルスへの対策を徹底して開催しました。また熱中症対策として、休憩時間を設けこまめに水分補給をするようにしました。
 
 演示形式での「空気でおもしろ実験」では、様々な種類の空気砲を使って空気のうずわの大きさや形を観察し、穴の大きさとうずわの大きさが比例すること、穴の形が四角形や星型でもドーナツ型のうずわになることを学びました。風船を使った実験では、風船を連結して輪を作り、ブロワーの風で空中に風船をぐるぐる回転させ、輪の中を人が通り抜ける「風船輪くぐり」を実演しました。児童たちにも体験してもらい、歓声を上げながら楽しそうに輪をくぐる様子が見られました。
 
 ものづくり「ペットボトル空気砲」では、ペットボトルを半分に切断し、切断面に風船を取り付けて作成しました。スモークマシンの煙を使ってうずわを観察したり、紙コップで的を作ってペットボトル空気砲で的を倒す遊びを行いました。児童たちは、的までの距離はどのくらいまで届くのかなど、興味深く観察しながら遊んでいる様子でした。
 
 今回の出前授業では、空気をテーマにした「空気でおもしろ実験」、「ペットボトル空気砲」を数年ぶりに実施いたしましたが、児童たちは興味深そうに真剣に参加してくれました。アンケート結果では全員が「理科への興味が高まった」と回答しており、目的に向けて実りある出前授業を実施することができました。

 
(写真:空気でおもしろ実験の様子)
 


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