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大学院理工学研究科技術部 南小学校でプログラミング出前授業を実施

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の122回目(今年度第9回)として、12月1日(木)に出前授業「おでかけ実験隊」開催しました。
 
 この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの興味が促されることを目的としています。
 
 今回は、技術部から職員8名が出向き、鹿児島市立南小学校6年生2クラス64名の児童に対して、プログラミングテーマ「信号機のプログラムをつくろう」を実施しました。手指消毒、マスクの着用、換気のための窓開けなど、流行している新型コロナウィルスへの対策を徹底して開催しました。
 
 「信号機のプログラムをつくろう」は今年度から始まったプログラミングのテーマで、8月開催のセンテラス天文館図書館、先月開催した谷山小学校に続き3度目の実施となります。教材としてアーテックロボ2.0を利用し、児童が所持しているタブレット端末で専用のソフトウェアでプログラミングをした後、ロボットと接続してLEDを光らせたり、音を鳴らしたり、センサーを利用したりといったロボット制御を体験しました。授業では、まずプログラミングの基本処理である「順次処理、繰り返し処理、分岐処理」について、信号機を例題として実際にプログラミングをしながら学んだ後、後半は自由制作としてオリジナルの信号機を作りました。自由制作では、光センサーやモーションセンサーを使ってみたり、オリジナル音楽を奏でたり、流れる文字をLEDで表現したりとそれぞれ思い思いの作品作りを楽しんでいる様子でした。
 
 アンケート結果では、「おもしろかった」、「楽しかった」、「LEDがきれいだった」、「ゲームを作ってみたい」といった意見があり、概ね楽しんでもらえたようでした。また授業内容のレベルとして「簡単だった」という意見が半数で「もっと難しいプログラミングをしてみたい」という意見もあったため、今後は児童のプログラミング経験や能力に合わせて、いくつかの難易度の課題を準備するなどの工夫を検討する予定です。これからも継続して本活動を続けていき、プログラミング出前授業についても回を重ねる毎にブラッシュアップしていけたらと思います。
 
(写真:信号機のプログラムをつくろう)
 


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