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大学院理工学研究科技術部 第149回地域連携活動 出前授業「おでかけ実験隊」を実施

 大学院理工学研究科技術部は、6月11日(水)、地域連携活動の第149回目(今年度第2回)として、出前授業「おでかけ実験隊」を実施しました。今回は、鹿児島市のフリースクール「ともそだち」の小学1年生から中学3年生までの児童・生徒16名および保護者を対象に、真宗大谷派鹿児島別院大谷会館にて科学実験と工作の授業を行いました。
 本活動は、理科やものづくりへの関心を育むことを目的に、技術職員が学校や地域に出向いて体験型の授業を行うもので、平成23年度から実施されています。
 今回は「空気」をテーマに実験を行いました。演示実験「空気でおもしろ実験」では、空気砲を使ってうず輪が飛ぶ様子を観察し、ろうそくの火を狙ってうず輪で消す体験にも挑戦しました。うまく当てられず苦戦する姿も見られましたが、空気の不思議な動きに子どもたちは驚いていました。特に、巨大な空気砲から放たれる迫力あるうず輪には子どもたちの注目が集まり、歓声とともに熱心に観察する姿が見られました。
 ものづくり「ペットボトル空気砲」では、市販の500mlペットボトルと風船を組み合わせた自作の空気砲を製作しました。自作の空気砲にスモークを入れて、可視化された空気の動きを観察したり、うず輪で紙コップの的を倒す遊びを楽しみました。完成した空気砲を使って友達と競い合う様子も見られ、ものづくりの達成感を味わう良い機会となりました。
 授業後のアンケートでは、「ペットボトル空気砲で遊ぶのが楽しかった」「空気砲が何かわかってよかった」「大きな段ボールの空気砲がすごかった」などの感想が寄せられ、見えない空気の存在を体感・理解する良いきっかけとなったようです。また、「水素ロケットを作ってみたい」「イオン結合の実験をしてみたい」といった次の実験への期待の声も寄せられました。
 今後も、子どもたちの興味や関心を育てる体験の場を大切にし、地域と協力して活動を続けてまいります。
 
(写真:空気でおもしろ実験、ペットボトル空気砲工作の様子)
 
 

 

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