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大学院理工学研究科技術部 第156回地域連携活動 鹿児島県主催「ものづくりキッズアカデミー」に参加

 大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から開始した地域連携活動の一環として、令和7年11月22日(土)、カクイックス交流センターで開催された「ものづくりキッズアカデミー」に参加しました。本活動は今回で通算156回目(今年度第9回)となります。このイベントは、次世代を担う子どもたちに科学やものづくりの魅力を伝え、半導体や自動車産業などへの理解を深めることを目的に、鹿児島県が初めて企画したものです。
当日は、技術部職員8名と学生ボランティア6名が参加し、来場した児童や保護者に向けて、以下の3つのテーマを実施しました。
 
・液体窒素でおもしろ実験
 花や風船を-196℃の液体窒素に浸けて瞬時に凍らせ、軽く握ると砕ける様子を紹介しました。さらに、液体窒素がブルーシート上を滑るように広がる現象を解説し、子どもたちは普段目にすることのない極低温の世界に触れ、驚きと歓声を上げていました。
・巨大空気砲の実演
 スモークを充填した巨大空気砲から放たれる大きな渦輪が会場後方まで進む様子を紹介しました。子どもたちは渦輪に触れる体験を通じて、空気の流れや科学の不思議を楽しみながら学ぶことができました。
・光の万華鏡づくり
 分光シートを用いた万華鏡を製作し、完成後には3色LEDライトを使って光の三原色や分光の仕組みを解説しました。子どもたちは自作の万華鏡を覗き込み、光の美しさに夢中になっていました。
 
 今回が初開催ということもあり、来場者数は比較的落ち着いた状況でした。しかしその分、参加者一人ひとりと丁寧に対話することで、充実した体験を提供することができました。子どもたちが科学技術に触れ、興味を持つきっかけとなったのではないかと思います。
 今後も我々技術部職員は、鹿児島の未来を担う子どもたちに科学やものづくりの楽しさを伝えるべく、地域連携活動に積極的に取り組んでまいります。こうした活動を通じて、次世代の人材育成と地域社会の発展に貢献していくことを目指します。
 
(写真左:液体窒素でおもしろ実験の様子)
(写真中:巨大空気砲の様子)
(写真右:光の万華鏡の様子)
 
 

 
 

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