大学院理工学研究科技術部 第158回地域連携活動 鹿児島市立郡山小学校で出前授業「おでかけ実験隊」を実施
大学院理工学研究科技術部は、平成23年度から始めた地域連携活動の通算158回目(今年度第11回)として、令和7年12月17日(水)に鹿児島市立郡山小学校にて出前授業「おでかけ実験隊」を開催しました。
この活動は、ミッションの再定義(工学分野)をもとに、科学技術への興味を育む初等中等教育への出前授業の展開であり、子どもたちに科学実験やものづくりを体験してもらうことで、その面白さや達成感を味わい、少しでも科学やものづくりへの関心を促すことを目的としています。
今回は、技術部から6名の職員が出向き、鹿児島市立郡山小学校6年生1クラス37名を対象に、理科室にて「信号機のプログラムをつくろう!」というテーマでプログラミングの授業を行いました。児童には1人1台ずつアーテックロボ2.0(株式会社アーテック)が準備し、タブレットを使ってロボットプログラミングを体験しました。前半は講義形式でプログラムの3つの基本処理(順次処理・繰り返し処理・分岐処理)を学び、後半は演習問題や自由制作に取り組みました。また並行して、班ごとにライントレースロボットの見学も行い、5班に分かれて順番に体験しました。教材にはレゴ・マインドストーム(株式会社LEGO)を使用しました。ライントレースカーは黒いラインに沿ってセンサーで黒と白を検知しながら車輪のモーターを左右に回転させて走行しており、児童たちはその仕組みを興味深く観察していました。
演習問題では、難易度を高めに設定した「ふるふるカウンター」というゲームが特に人気を集めました。これは、5秒以内にロボットを振った回数を競うもので、加速度センサーやタイマー、変数を組み合わせてスコアを記録する仕組みです。複数の児童が楽しそうに挑戦し、歓声を上げながら競い合う姿が見られました。自分で作ったプログラムがロボットを通して動作する様子に大きな関心を示し、ゲーム感覚でプログラミングを楽しみながら自然にセンサーや変数の役割を理解していく姿が印象的でした。
授業後のアンケートでは、参加した児童の90%以上が「とても面白かった」「プログラミングへの興味が高まった」と回答しており、学びへの意欲が大きく高まったことがうかがえました。「楽しかった」「もっと作ってみたい」「家でも作りたい」といった声も聞かれ、体験を通じて新たな興味が芽生えた様子が見られました。今回の授業をきっかけに、子どもたちがものづくりの楽しさを実感し、次の挑戦へとつながっていくことを期待しています。
今後も本活動を継続し、子どもたちが科学技術への関心をさらに深め、新たな可能性を切り開きながら、日本の未来を担う次世代へと成長していけるよう取り組んでまいります。
(写真左:講義形式の授業の様子)
(写真中央:自由制作や演習問題に取り組む様子)
(写真右:ライントレースカーを観察している様子)
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