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安倍 嵩士

 私が機械工学科を受験した理由は、機械材料、切削機械、制御工学など、機械のことについて幅広く実践的に学ぶのと同時に、機械(ロボット)を自分の力で組み立てて、動かしてみたいと思ったからでした。また、機械工学科には様々な種類の授業があり、企業への就職率が高く、立地が良いなど考慮して、受験を希望しました。
この学科で、勉強すべき授業としては、4力学(材料力学、機械力学、流体力学、熱力学)に関するものと、数学や英語の授業が挙げられます。なぜなら、大学院に進学するときに、これらの科目の試験を受ける場合が多く、将来の研究に役立つからです。また、英語に関しては、英語の論文を読むことがあり、工学にかかわらず、様々な分野でも使えます。
 大学では自己責任という言葉を聞く場面が増える一方、自由にできることも増えてきます。私は、三次元CADやプログラミング、機械部品、機構、制御などの知識や技術をより深く学び、実践的にロボットを動かしたいと思い、ロボット研究会というサークルに参加しています。また、友達と一緒に週2でスポーツを楽しみ、筋トレで体を鍛え、プログラミング大会に参加するなどして、充実した日々を送っています。このように、大学には、自分の好きなことをする、高校では習わないような専門的なことを実際に学ぶ、将来の仕事や研究について考えるなどの機会がたくさんあります。興味があれば、海外留学、講演会、ボランティアなどに参加する、あるいは、旅行に行くこともよいと思います。
 基本的に多忙と言われるこの機械工学科ですが、時間を効率よく使い、レポートや試験対策などをしっかりとすれば、学業やサークル、バイトなどを同時にこなすことは可能です。だから、自分のしたいこと、自分のためになることにチャレンジしてみてください。(ただし、学業は優先すべきです。)
高校で習う科目(特に物理、数学、英語の三科目)はこの学科でも必要となってきます。その知識を使い、深めていきたいと思っている学生にとってはよい環境が整っているので、ぜひ入学して、より良い将来を築くための力を養っていってください。

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