松岡 明寛
私はもともとコンピューターが好きで、当初は工学部の情報系の学科へ進学するつもりでいました。しかし、受験生活の中で、ありとあらゆるものの構成要素である原子、分子にロマンを持ったことや、製薬や生命分野の事柄に興味を持ったことにより現在の化学生命工学プログラムに進学しました。
高校と大学とで一番違うのはやはり、自由度の高さであると思います。大学では必修科目といって必ず受けなければならない講義もありますが、共通教育科目と言って、自分の学部外の教授や講師の方々の講義を受けることができ、純粋に知性と教養を深め学問に取り組むことができます。他にも様々な学部や県の方々と交流することができるため、いろいろな人からの刺激を受けながら勉強することができます。
鹿児島大学の職員の方々は学生生活が充実するように生徒に寄り添って下さっているため、わからないことや悩み事の相談に乗って下さるだけでなく、様々な充実した設備を利用できるようにしてくださっています。大きく、いろいろな本を読むことができる図書館や、きれいで勉強に集中できるような自習スペースはもちろん、郡元キャンパスでは中央食堂を入れて4つほどのレストランを利用できます。
学問以外にもアルバイトやサークル活動などの学外の活動も大学生活の魅力です。私は軽音サークルに所属し楽しくギターを練習しています。難しくなかなか習得できないこともありますが、充実した日々を送れています。サークル活動は新しいことに気軽にチャレンジすることができるため、いろいろな経験をしながら学生生活を送ることができます。また、サークルの先輩方は学生生活で分からないことや授業のことなども教えて下さるので学業の面でも充実すると思います。
受験生は様々な知識を習得しなければならなくて大変かもしれませんが、受験生活で得た知識は大学で自分で興味を持った事柄を探求していく際にとても役立つものだと思います。また、大学生活では自由度が高い分、主体的に勉強をしたり、活動することが求められます。そのため、わからないことや、不得意なことは友人に手助けしてもらったり、時には協力して学生生活を送っていくことが大事だと思います。