山口 莞爾
あなたの夢はなんですか?何に興味がありますか?勉強でも、恋愛でも、スポーツでも、ゲームでも何でも良いです。私は興味のあることは、とことん追求するべきだと考えています。まだまだ、若輩者ですが、今まで出会ったきた人の中で、とびきり輝いている人は自身の「好き」に素直な方でした。バイト経験から飲食店経営に乗り出したり、旅行好きが高じてグローバルなビジネスマンになったり、プログラミングの虫になって気づくと素晴らしい研究業績を残したりと、彼らは脇目も振らず、周囲を巻き込んで、勝手に楽しいそうに進んでいきます。ずばり、彼らは自身の興味のある分野を四六時中、探究している人たちです。その上で、大学とは好きを実現する格好の場所だと断言できます。
大学とは学問を研究する場所でもありますが、それだけではないと思っています。高等教育の延長戦ではなく、「自身の夢」を研究する場所です。講義はさっさと受けて、自身の興味に時間を費やせば良いのです。
もちろん、単位を落としはいけません、周囲の人たちが悲しむ上に、あなた自身が余計なことで苦しんでしまうからです。何においてもプロフェッショナルになるには、1万時間かかると言われています。
1万時間を6年で割ると1日約4.5時間掛かります。人によるとは思いますが、好きなことであれば4.5時間であろうが何時間でも出来ると思っています。裏を返せば、社会に出てしまうと4.5時間を確保するには相当の苦労が掛かってしまいます。なればこそ、ある程度の時間を確保できる大学生活は、「自身の夢」を研究する絶好の機会と場所です。
最後に、決して汎個性な人にならないで下さい。SNSに代表される様なこれからのオープンな時代は、掛け替えのない個性を持った人が求められていると思います。是非とも鹿児島大学に進学して、掛け替えのない個性を成長させ、夢を研究することであなたの人生が豊かになればと思います。