松本 航一朗
皆さんは将来に対するビジョンはありますか?目標は持っていますか?実際、僕はそういったものは受験当時あまり持っていませんでした。じゃあなんで大学を受験したの?この学科を受験したの?と思われる人もいると思います。僕は一つの”面白そう”と感じた事柄がきっかけでした。昔からゲームが好きで、「将来自分でゲーム作れたら面白そう」と感じて色々調べてプログラミングの知識が必要だという事が分かり、この学科を受験しました。
大学は高等教育とは違い、”自分のやってみたい”事について学んでいく場だと僕は考えています。なので、自分が将来”やってみたい”事についてまずは考えてみてください。それがあなたの個性となり、探求心に繋がるはずです。人は”楽しい”と思うことには意欲的に行動しますが、”楽しくない”と思うことには消極的になって何もしなくなります。これは勉強だけではなく、全てに通ずると思います。
大学での勉強というのは、より専門的な知識を学ぶ事が出来る場です。その中で自分の”やりたい”事を学んでいる人と”やりたくない”事を学んでいる人とでは、将来、天と地ほどの差が出ることでしょう。つまり、大学の学びにおいて探求心や好奇心がどれ程将来を左右するのかは火を見るより明らかだと思います。
そして、全ての人において時間というものは平等に与えられています。一人だけ「俺一日28時間あるから」なんて人はこの世にいません。大学生活における時間も平等に与えられています。大学に在学している日数は365日×4年間で1460日となり、時間計算すると1460日×24時間で約3万5千時間になります。「めちゃめちゃ時間あるやん」と思うかもしれませんが、これは小学校へ入学してから卒業するよりも短い時間です。あっという間に過ぎてしまいます。
是非この時間を1分でも1秒でも自分の将来”やりたい”事に時間を割いてみてください。きっとそれは、皆さんのこれからの人生を豊かにしてくれると思います。
そして、その”やりたい”事をするための学びの場が、この鹿児島大学にあれば進学して、多くの学びを得られればと思います。