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江崎 奏音

 私は、高校生の時からまちづくりや港湾に興味があり、海洋土木工学科(現:先進工学科海洋土木工学プログラム)を志望しました。土木工学は道路や河川や水道等のインフラ施設を整備するための私たちの安全な暮らしに欠かせない学問です。海洋土木工学科では、土木工学と海洋学を学ぶことができます。4年生になると研究室に配属され、より専門性の高い知識を身につけることができます。私は、地盤工学・地盤防災が学べる研究室に所属し、土の透水性能について研究を行なっていました。専門的な内容で分からないことがあった時には、先生方や先輩方や研究室の仲間がサポートしてくれたため、知識を深めていくことができました。
 大学卒業後は、福岡市役所に就職し、現在は道路建設の部署に所属しています。道路の拡幅や景観と調和した道路空間の整備、地震等の災害時に電柱倒壊などの防止のため電線を地下に埋める工事や災害復旧工事など様々な工事を行っています。業務内容としては、工事の設計・積算・発注・監督をします。私は、令和2年7月豪雨によって被災した道路の復旧工事を担当しており、大学の研究室で学んだ地盤防災の知識が今の業務に大きく活かされています。
 大学での学びはどんな事も仕事に繋がっていると感じています。勉強やサークルやアルバイトなど全てが貴重な経験となると思います。これから進路を決める皆さんは目標に向かって頑張ってください。

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