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エクセレントレクチャラー賞 2017年度 電気電子工学科

真中 浩貴 助教

担当科目

  • 電気磁気学I及び演習(2年次前期・分担)
  • 電気電子工学実験IA(2年次前期・分担)
  • 電気電子工学実験IB(2年次後期・分担)
  • 電気電子工学実験II(3年次前期・分担)
  • 電気電子工学実験III(3年次後期・分担)
  • エンジニアリング・デザイン実習(3年次後期・分担)

受賞者のコメント要約

記憶力だけに頼らない、自分に合った学習方法を身につけよう
これからの社会を生き抜く力(21世紀型能力)を鍛えよう

受賞者のコメント

 最初に、エクセレント・レクチャラーに選んでくれた学生の皆さんに感謝します。電気電子工学実験とエンジニアリング・デザイン実習では、私の他にも野見山先生、平山先生、吉田先生、永山先生、篠原先生、さらに4名の技術職員の方々が指導に直接関わっていますので、この賞は全員を代表して頂いたものと思っています。

 「電気電子工学実験」では、本学科の専門主要3科目「電気回路学」「応用数学」「電気磁気学」との連動性を高めるために、実験内容や実験指針書を毎年のように微修正しています。平成29年度の改善点として、2年次前期「電気電子工学実験IA」では、一人一式ずつ測定器を揃え、測定器の基本操作に関する実技試験を導入しました。試験内容や実施方法については改善の余地はありますが、「学生実験の評価 = レポート」にこだわらない学習到達度の確認が行えるようになりました。3年次後期には課題解決型学習の総括として「エンジニアリング・デザイン実習」があり、3年次前期までに修得してきた専門知識をフル活用する実習の場を設けています。このような改善を積み重ねることによって、学生の学ぶ意欲の醸成と物理現象の理解の向上につながることを期待しています。鹿児島大学工学部電気系同窓会(錦水会)には環境整備の重要性を理解していただき、多大な援助を頂いていることをこの場を借りて感謝いたします。

 講義では堀江先生と「電気磁気学I及び演習」を担当しています。毎年のように思うことですが、無分別に知識を詰め込み、試験中に記憶の再生に励む学生の努力は評価に値しません。そのような勉強法では、前日の晩にせっかく記憶した知識も試験終了と同時に忘却の彼方へと消え去ってしまいます。ぜひ大学では「論理的に知識を整理する力」と「整理した知識を活用する力」を磨いてください。このような力は21世紀型能力と呼ばれており、これからの社会で生き抜いていくために必要とされる力です。世間には、大学で習ったことは会社では役に立たないと言う人もいますが、それは記憶した知識を披露する機会がないだけで、その人も勉強が無駄だとは決して言いません。技術革新の嵐が吹き荒れる中、知識を記憶した瞬間から時代遅れの情報となるような社会はすぐそこかもしれません。そんな激流下であっても社会で生き残っていくために、陳腐化しない真の力を大学時代にぜひ身につけてください。