エクセレントレクチャラー賞 2017年度 化学生命工学科
金子 芳郎 准教授

担当科目
- 界面科学(5期)
受賞者のコメント要約
・丸暗記に頼らず“理屈を考える”授業
・“自己判断能力”を身につけるための基礎知識の習得
・“新しいことを学ぶのが好き”という知的好奇心
受賞者のコメント
平成28年度に続き、平成29年度もエクセレント・レクチャラー賞に選出いただき、まずは高評価してくれた学生の皆さんに感謝いたします。授業中に行った小テスト、総合演習、期末試験、授業評価アンケートの結果等から、丸暗記に頼らず“理屈を考えながら”学習している学生が多くいることが分かり、教育者として嬉しく思っております。
学生が社会人になってから必要とされる能力の1つに自己判断能力があるかと思います。学生もいずれ責任のある仕事を任される時がくると思いますが、特に研究・開発職でそのような立場になれば、最終判断をしなければならない場面がたくさん出てきます。そのときに自信を持って判断するための基盤となる基礎知識を身につけられるよう、今後も、学生が理屈を理解できる工夫した授業を心がけていきたいと思っております。
授業を行うにあたり工夫した具体例については、前年度のコメントをご覧いただけたら幸いです。
“新しいことを学ぶのが好き”という知的好奇心を持つことは、学問に限らず変化の激しい現代社会を生き抜くためには重要です。学生の皆さんには、この知的好奇心をもって学問に励んで欲しいと思います。