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学部長からのメッセージ

工学部長
鹿児島大学工学部長 渡邊 睦

「ものづくり」の夢を懐に世界に羽ばたこう!

 藩学造士館(1773 年設立)を起源とし長い歴史と伝統を持つ鹿児島大学に存する工学部は、鹿児島県立大学の国立移管により1955 年に設置されました。

 現在の工学部は、機械工学科、電気電子工学科、建築学科、環境化学プロセス工学科、海洋土木工学科、情報生体システム工学科、化学生命工学科の7つの学科を有し、学生数は2000 名を超え、鹿児島大学の9学部の中でも最大規模の組織になっています。

 工学部では、鹿児島大学の基本理念である「進取の精神」に則り、人間力を涵養しつつ、「ものづくり」の楽しさを体得できます。「ものづくり」というと難しく思えるかもしれませんが、皆さんが幼少時に経験したレゴブロック、プラモデル、ビーズ作りが原点です。苦労し工夫しながら取組み、完成した時の大きな喜び・達成感を、もう一度思い出してみてください。

 7つの学科において、建築物、環境構造物などの巨大物からマイクロカプセル、バイオマテリアルなどの極小物まで、自動車やロボットなどの目に見えるものから電気・エネルギー・情報など目に見えないものまで、様々な「もの」に関する基礎的知識や応用技術を教授し、グローバルに活躍できる技術者・研究者を育成しています。

 工学部の特長として、非常に高い進路決定率が挙げられます。就職者と大学院進学者を合わせた比率は実質的に100%、一方、不安定雇用率(一時雇用や未就労)は3%未満と非常に低く、ほとんど全ての卒業生が定職に就いている状況です。学部卒業者の鹿児島県内の就職率は20%前後ですが、九州内でみると就職者全体のほぼ半数となり、専門を活かしながら地元に貢献しています。また、約半数の学生が大学院に進学し、専門性を向上させて全国の一流企業に就職し活躍しています。

 2015年3月に、文部科学省から「理工系人材育成戦略」が発表されて以来、イノベーションを創造できる工学系人材への期待が大きく高まっています。この状況を踏まえて2017年より、「工学部改革」を開始しました。この骨子は、少子高齢化、第4次産業革命による産業構造変化などに柔軟に対処できる人材を育成するため、専門分野の体系的修得に加えて、工学分野全体を把握することによる大局的問題解決能力の付与、将来の超スマート社会を支える基盤となる人工知能・データサイエンス基礎力の修得、実社会で生き抜くために不可欠なコミュニケーション力、倫理観、法知識などの体得を目的とした教育研究プログラムの抜本的な改正で、どの大学にもない鹿児島大学工学部独自の取組です。

 2020年には工学部創立75周年を迎えます。新しい技術やこれまで世の中に無かったものを創出する夢、多くの人々に使われ喜んでもらう夢を叶えるため、一丸となって取り組んでいきましょう。

工学部長