鹿児島大学工学部では、4月8日に「STOP!デートDV~お互いを大切にするコミュニケーション講座」(鹿児島市主催)を開催した。この講座は、工学部新入生を対象にしたオリエンテーションの一環として、DV(ドメスティック・バオイレンス)について理解を深めることで防犯につなげることを目的としたもので、工学部では初めての開催である。学科別に2回に分け、各1時間開催され、約450名の学生が参加した。講座では、佐賀県DV総合対策センター所長の原 健一氏より「お互いを大切にしてよりよい関係を築くために」と題して、パワーポイントの画像や映像などによって具体的なデートDVの事例が示されながら講演が行われた。 アンケートの感想には、「今日学んだことを常に意識して生活していきたい」「誰にでも起きるものだと思った。相手の気持ちになることが大切だと思った」「DVは自分が思っていたよりも深刻なものだった」「友達から相談を受けたときも、ちゃんと相手の気持ちに添った対応をしたいと思った」などがあり、学生たちにとっては改めて自分のことを考える良い機会になったようである。 (写真:講座の受講風景)
